「形を作る」では、およそ1000種類あるパーツを組み合わせることで、「プラモデル」や「積み木」のような感覚で物体を作ります。制作手順は以下のようになります。
画面構成
三次元な物体はそのままでは二次元な画面では表示できません。そこで、とてかんCGの画面は「上から見た図」「横から見た図」「前から見た図」「カメラから見た図」の4図で三次元空間内の物体の配置を把握できるようになっています。
操作はこの4面で共通なので、見やすい図の上で操作することができます。「カメラから見た図」は、物体を見る向きを自由に変えることが出来るので、形状の把握に便利です。
1. パーツを追加する
とてかんCG rev.2 には約1000種類のパーツが用意されており、このパーツを組み合わせることで形を作ります。
「飛行機」「車」などのメカパーツ(約300種類)、「動物」「人」「服」などの生き物パーツ(約300種類)を使えば簡単に物体を作れますし、基本図形(約400種類)を使うことで細かいモデリングを行うこともできます。
2. パーツの位置・向き・大きさを変える
追加したパーツは「移動」「回転」「拡大縮小」させることができます。
■赤のマーカーをドラッグ | パーツの位置を変えることができます |
---|---|
■緑のマーカーをドラッグ | パーツを回転させえることができます |
■水色のマーカーをドラッグ | パーツの大きさを変えることができます |
覚えなければならない操作はこの3つだけ。パーツは好きな位置にいくつでも置くことができます。めり込ませたり、変形したり、組み合わせることで、工夫次第でいろんな形状を作ることが可能です。
3. パーツの色をつける
パーツごとに、色や模様をつけることができます。27色について質感が「普通」「てかてか」「ざらざら」の3種類と、「メカ」「特殊効果」といった模様が108種類の計189種類の中から選べます。
「特殊効果」中の「炎」「煙」など17種の模様はアニメーションに対応していますので、簡単にアニメーション表示時の映像効果を高めることが出来ます。
4. 背景選択
背景は、「空」、「街」、「海」等に分類された88種類の中からから選択できます。
5. 試しに動かしてみる
制作した物体は、あらかじめ用意されている20種類のモーションから選択することで、動かして見ることができます。
6. 静止画を作画
完成した物体は「静止画作画」により、高画質な画像を作画生成することができます。
出来た画像は、プリンターで印刷したり、画像ファイルに保存したりできます。