作品解説
金属装甲による防御よりも遥かに強力で信頼できるエネルギーシールドが発達した世界の巨大戦闘ロボットをイメージ。
ビーム兵器や砲弾が効かない戦闘では巨大な太刀を使い接近戦によるシールド突破が唯一最大の攻撃手段となる。 一見すると無防備な外骨格フレームは強力なシールドが前提に発達した外観上の大きな特徴であり、巨大な太刀を自在に振り回す為に極限まで慣性重量を軽減した結果である。
殆どのパーツを自作パーツで構成し、版権物のデザインになるべく近づかない様に努力してみました。チャームポイントは目。
選評
オリジナルロボットをデザインする場合
どうしてもなにかしらのアニメ作品に登場したデザインラインに似てしまい、その作品に出てくるロボットのバリエーションの一つの様になってしまいます。
かといって、奇抜すぎるデザインだからといってもカッコ悪くては意味がありません。
そんな中、こちらの作品はオリジナリティとカッコ良さのバランスが取れているデザインだと思いました。
プロポーションの良さや、配色の良さなども評価しました。
肩のパーツ、胸のパーツの形状は個人的に好みです。
(CGロボットデザイナー 渡辺 哲也)
賞品
賞品として渡辺哲也氏がBOXアートを手掛けたプラモデルと、渡辺哲也氏のサインが贈られます。
渡辺哲也氏サイン
3 件の書き込みがあります
渡辺様、有難うございます!
選評をいただけるだけでも大変光栄です。
脛や二の腕も、V型の同一パーツを使いまわしているのですが、特に肩と胸のデザインは自分でも気に入っている部分です。
サインは家宝として飾ってCGを作る前には必ず拝ませていただきます。大変有難うございます。
渡辺哲也賞おめでとうございます。
オリジナリティあるかっこよさ、さすがです。
いつもその感性を盗もうと思うのですが感心するしかできません。(笑)
ZEROG@いーわさん、コメント有難うございます。
オリジナリティを感じてもらえて、それが実際に賞につながることが出来て大変嬉しいです。
しかも、「渡辺哲也賞」をいただけるなんて自分にとって最高の賞です。