競技方法
優勝の決め方
- 両チーム5人で、柔・剣道の団体戦のように、先鋒戦から大将戦まで5回戦います。
- 各対戦では、両チームが1作品ずつ上映し、審査し、勝敗を決めます。
- 先鋒戦から大将戦までで、3勝以上したチームが優勝します。
(一方が先に3勝しても、必ず大将戦まで行います。)
上映順番について
- 上映順は、先鋒戦・中堅戦・大将戦は先攻がフランスチーム、後攻が日本チームとし、次鋒戦・副将戦は反対に、先攻が日本チーム、後攻がフランスチームとします。
- 後攻側のチームは、先攻側の作品を見てから、対戦する作品を決めることができます。同じ傾向の作品をぶつけるか、まったく違う方向性で攻めるかは、後攻側の戦略次第です。
プレゼンテーション
- 各作品上映後、作者自身にプレゼンテーションをして戴きます。
- 制作意図や技術的な工夫などを解説して戴くのも結構ですし、コスプレして主題歌を歌って戴いても、何でもアリです。
- このプレゼンテーションは、審査員による審査の直前に行いますので、それなりに影響があるでしょう。
審査方法
勝敗の判定は、以下の3つを総合的に判断します。
1)審査員による投票
- 審査員は、映像やアニメなどの各分野の専門家の方々です。今年のCGアニカップ 日仏模擬試合の審査員は以下の方々にお願いしました。
国際マンガ研究センター長 牧野 圭一 松竹京都撮影所 映画監督 石原 興 立命館大学 映像学部 北原 聡 ヤフー メディア開発部 部長 高田 正行 KBS京都 制作局長 村田 一彦 アニメーション作家 中川 佳子 (順不同、敬称略) - 審査員の方々には、自らの専門的な知識を生かした審査をお願いします。
2)観客による拍手
- 会場の観客の皆さんの拍手の音量を競います。
- これには、DoGAで独自に開発した拍手測定装置「拍手君EX」を用います。この装置は、作品上映後の拍手の音量を測定して、その場で点数化することができます。
- つまり、来場の皆さん全員が審査員です。気に入った作品に対しては、盛大な拍手をお願いします。
※気に入らなかったからといって、ブーイングすると、それも得点になってしまうので、ご注意ください。
3)インターネットによる投票
- 試合の様子を、インターネットで生放送することを検討しています。
- 同時に、視聴者の皆さんにも審査していただき、投票できるシステムを考えています。
- 実現すれば、日本中の方々に審査にご参加頂きたいと思います。
判定について
- 勝敗の判定は、上記の審査結果を基に、主審が最終判断を行います。
- 主審の判定は、勝敗だけでなく、得票差によって“一本”、“技あり”、“有効”、“効果”を宣言します。
- “一本”だろうと“効果”だろうと、1勝は1勝なので、試合結果にはなんの影響もありません。ただ、クリエイターとしての意地がかかっています。