作品解説
主に劇場や博物館に配備されているコンパニオン兼警備ロボットの一種。
AIの好みや配属される施設によって若干髪型パーツや飾りパーツ、眼及び外装のカラーリングが異なるが、画像は最も基本となるデザインである。
背丈は130㎝前後の子供サイズと小柄であり、外見デザインから惑わされがちだが相当の力が出る様設定されており、重い荷物の持ち運びも出来る。
目はスクリーン出力が可能であるが、出力を上げれば通称「目からビーム」も可能。
しかし出力過多でボヤ騒ぎになる事があるので滅多に使われない。
選評
今回は第1回コンテストの開催、及びi.materialise賞3Dプリント賞品について予想以上のご関心とご好評をいただきましたので、第2回の開催、i.materialise賞の提供をさせていただきました。今回も力作を多数ご応募いただき、誠にありがとうございました。
前回同様「i.materialise賞」は、3次元CGモデルからフルカラー3Dプリンティングをするという新しい「ものづくり」の観点から、まずロボットとして形状の独創性が高く、また立体としての美しさと拡がりのバランス、構成部品の全体と細かさのバランス、色彩の全体と詳細のバランスから、「2DCGから3Dプリントしてみたい!」と思わせる作品を選びました。
また、今回はCG アニメコンテスト会場での2DCGによる人気投票を新たな試みとして行い、それの得点も参考にさせていただきました。
第1回後に寄せられた3Dプリンティングに関するご質問への回答を通じ、3Dプリンティングを意識してCGモデリングをされた方もいらしたようで、3Dプリンティングに対するご理解がすこしでも広がったことに大変感謝しております。その結果、審査は大変悩みましたが、授賞作品はロボットとしての造形に加え、「人間との良好な関係」につながる「親しみやすいデザイン」を表現された点、また、全体の立体とディテールのバランスの良さ、配色などの点から選びました。それ以外に候補となった作品も、フルカラー3Dプリンティングに適したものが多数ありましたので、引き続きCGと3Dプリンティングを融合させた表現、楽しみ方、またはビジネスへの発展まで拡げていただけることを希望し、またできるだけお手伝いをさせていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(i.materialise 丸岡 浩幸)
3Dプリント
賞品として作品を3D出力したフィギュアと、第22回CGアニメコンテスト入選作品集DVDが贈られます。
3Dプリントサービスについては、こちらをごらんください。
http://i.materialise.com/