開催概要
進化1:上映会から ネット配信番組へ
「CGアニカップ」は、昨年までは単なる上映会でした。
昨年、「CGアニメコンテスト 入選作品上映会」のみ、実験的にネットでライブ配信したところ、なんと視聴者が4万人!
そこで、今年度は、本格的なインターネット ライブ配信番組へと進化しました。
- 「CGアニメコンテスト」、「CGアニカップ」のすべてをライブ配信。
(全作品を上映、ノーカット) - CG合成による放送用スタジオを設置。
配信メディアは、
- ドワンゴ社 ニコニコ生放送 (公式番組)
- Google社 YouTubeLive (日本語・英語)
を予定しています。
上映会場である京都まで来られない方は、ぜひネットでスベテをご覧ください!
進化2:世界3地域へ拡大
「CGアニカップ」は、これまで3年間、日本代表チームとフランス代表チームという、2カ国間の対戦のみが行われていました。
今回は、まず、ヨーロッパの3DCG界で台頭するデンマークが、EU全土から優秀なクリエイターを集め、“デンマークを中心とするEU代表チーム”を結成して、CGアニカップに参戦してきました!
さらには、コンテンツ産業の発展が著しい台湾が、アジア代表の座を賭けて、日本チームに挑戦。
今年は、“日本チーム × EUチーム × 台湾チーム”という、三つ巴の戦いになります!
進化3:リアルとネットの融合
今回は、単に、ネットでライブ配信するだけでなく、インターネットを駆使した、様々な試みが行われます。
まずは、ライブ配信をご覧いただいている一般視聴者の皆さんも、「CGアニカップ」の審査に参加することができます!
投票システムとしては、Google社の[+1]ボタンを活用。気に入った作品に対して、[+1]すると、それがそのまま、作品のポイントになります。
([+1]ボタンによる投票を行うためには、事前に「Google+」のアカウントが必要になります。)
次に、ネット配信を見ているのは、一般視聴者だけではありません。なんと、審査員も、上映会場だけでなく、日本全国に散らばっており、Google+の「ハングアウト」というビデオチャットシステムで、会場とつながります。
その際、ニコニコ生放送の画面上には、準審査員のコメントだけ名前入りで表示されますので、ニコニコ生放送をご覧の皆様は、審査員のコメントや解説をリアルタイムに楽しむことができます。
さらに、この「ハングアウト」でつながるのは、審査員だけではありません。EU代表チーム、台湾代表チームの皆さんを通じて、世界につながっています!
EU代表チーム、台湾代表チームから、それぞれお2名のクリエイターが来日します。1チームは5人ですから、残る3名は、自国で、ライブ配信をご覧いただくことになります。
その3名と、会場の2名が、「ハングアウト」を使って、作戦会議をする訳です。
ご存じのように、「CGアニカップ」では、先鋒戦から大将戦のどの試合に、どの作品を上映するかは、当日その場で、各チーム内で協議して決めることができます。つまり、他のチームの作品を見てから、対戦させる作品を決めることができ、ここが各チームの戦略の見せ所になる訳です。